こんにちはピートです。今の職場では、内部統制などを含めて「監査法人」に親会社を含めた連結グループの監査業務をお願いしています。
合わせて「【今の職場】50.開示が無事終わりました」をご覧ください
今後上位市場を目指して資金調達を容易に行える環境を整え、さらに事業を拡大していくことを目指しています。
社長のバイタリティーには感心させられます。
ただ、中小企業にとっては「監査報酬の負担」がとても重く、親会社の販管費の5%以上を監査報酬が占めています。
これは必要経費なのである程度はしょうがないとは思いますが、それにしても同規模又は同規模以上の会社と比べても監査報酬を払っているような気がします。
他の同規模の会社の有価証券報告書を見ても、今の職場ほど監査報酬を支払っているところはないです。
それどころかbig4の監査で規模が倍以上違う他の会社と同じぐらい監査報酬を支払っています。
今の職場の監査法人は「中小監査法人」なので、報酬は他のところと比べてリーズナブルに設定されていると思います。現に、他の中堅監査法人と話をして見積もりをお願いしたところ今より1.5倍近く報酬が上がるとのことでした。
話を聞いた限りでは、以下要因により監査報酬が上がるとのことでした。
- グループ会社が地方に点在している
- 内部統制などやるべきことが多い
- ペーパーレス化が進んでおらず、監査手続きに時間を要する
- のれんの妥当性が懸念である
ということで当分は今の監査法人にお願いすることになると思いますが、今後どのように他の販管費を削減することが課題となってきます。
今の職場は中小零細企業のように、交際費などを見境なく使う体質なのでそこをどのように説得して削減を図るかが難しいです。
合わせて「【今の職場】59.社内交際費の懸念」をご覧ください
顧問税理士法人や監査法人は、財務分析をしてくれません。それが業務スコープに入っていないと思うのでしょうがないとは思います。
以前、顧問税理士法人の代表が財務体質の改善について話してくれたそうですが、上層部は聞く耳を持たなかったようです。
自分が損することはしたくないのでしょう、会社のことを考えてほしいのですが。。
コンサルに月次報酬を支払っていますが、下手なことを言うと自分の報酬が減ると考えているのか、そのような話はしてくれません。というより、コンサルが何をしてくれているのかさっぱり分かりませんが。
合わせて「【今の職場】55.胡散臭いコンサルとセミナーにはまる中小企業」をご覧ください
ということで、財務体質の改善に向けて社内で何とかするしかありません。
今度上層部に直接話す予定ですが、「体制批判」と捉えられてクビになるかもしれません。笑
ただこればかりはちゃんと話さないと会社の将来に暗い影を落とすことになりかねないので、覚悟を決めて臨みたいと考えています。
損な役回りが回ってきました。
でも、これもいい経験だと思って頑張ろうと思います。