【税理士試験】8.理論問題の勉強方法(自己流)

スポンサーリンク
税理士試験

 こんにちはピートです。僕は、税理士試験の税法科目は「法人税」、「消費税」及び「固定資産税」を合格しました。

 僕は計算問題は得意だったのですが、理論問題にとても苦労しました。理論問題は丸暗記だけでは対応できませんが、作文するために結果的には「正確な暗記」が必要になると思っています。

 暗記方法は人それぞれだと思いますが、今回は僕の暗記方法を共有したいと思います。

  • 税理士試験の理論暗記の方法にお困りの方
ピート
ピート

結局は自分にあう方法を見つけるのが一番なのですが、一つの例として参考にしてもらえばと思います。

一般的な暗記方法

書いて覚える

 まず暗記方法として考えられる方法として、「書いて覚える」ことがあります。

 書くことにより頭に残るということですが、僕は書いて覚える方法を実践したことはありません。正確に言うと最初は試してみたのですが、僕には合わないと感じたのですぐにやめました。

合わないと感じた理由
  • 机の上で勉強する必要があり「勉強場所が制限される」
  • 一題の理論を書くのに「時間がかかる」
  • 勉強をやったつもりになり「実にならない」
  • 腱鞘炎」になる

 「勉強時間が制限される」というのは、後述する「読んで覚える」を併用すればいいとの考えもあると思います。たしかにその通りだと思いますので、このデメリットは併用すれば解消されると思います。

 「時間がかかる」というのは、とくに働きながら勉強している人にとっては問題です。税理士試験では理論問題だけではなく計算問題もあります。机の上で勉強できる時間は限られていますので、その貴重な時間は計算問題に充てるべきだと僕は考えています。

 「実にならない」というのは、僕のように集中力のないタイプには切実な問題です。書いているだけで勉強している気にはなりますが、意識して書かないと僕にとっては費用対効果の薄い無駄な時間となってしまいました。

 「腱鞘炎になる」というのは、実際に僕がなって苦労しました。僕のようなペンの持ち方が悪いタイプは気を付けないと癖になってしまいます。

ピート
ピート

短文なら書いて覚えるのは有効かもしれませんが、長文の場合は僕にとっては書いて覚える時間が無駄になってしまいました。

読んで覚える

 僕が、実際に実践していた方法です。

 僕は税理士試験の受験中は、専念していた時期も働きながら受験していた時期も「勉強時間と勉強内容管理」をしていました。

 例えば電車の時間は一般的には移動時間ですが、僕はひたすら理論を暗記していました。そうすることで、勉強時間の確保が移動中でもすることができ個人的な達成感と共に進捗率を上げることができました。

ピート
ピート

では、具体的にどのような方法で勉強をしてきたかを以下に記述します。

僕の理論問題の勉強方法

一切書いて覚えない

 読んで覚えることと書いて覚えることのハイブリッドで勉強している人もいると思います。ただ僕は前述通り、書いて覚えることに一切のメリットを見出すことができませんでした。

 ですので、机に向かうことができる時間は「計算問題」にのみ充てていました。

 一題の理論問題を記述するのにどのくらい時間がかかるか不安に思う人もいるかもしれませんが、実力テストなどで記述する機会はありますのでそこで何となくの感覚を掴むことができました。

 また書いて覚えることと読んで覚えることによる相乗効果があるとの話を聞いたことがありますが、僕にはそのような効果を実感することができませんでした。

ピート
ピート

机に向かう時間は僕にとっては集中すべき時間なので、短時間で終わらせたいと考えていました。

なので、計算問題のみとして目標の問題を解き終わったらさっさと終わらせていました。

タイトルに色分けをする

 人によっては蛍光ペンなどでカラフルにしている人もいると思います。僕の場合は、カラフル過ぎると視覚的に混乱して覚えにくかったです。

 そこで、大題、中題((1)など)及び小題((①)など)に蛍光ペンで特定の色を使って色分けしていました。

 この方法を実践してからは、視覚的に記憶に残りやすくなりました。理論問題では、何を書くかの骨組みを考える際に色々な理論を組み合わせる必要があります。タイトルを完璧に覚えていると、骨組みを考えるのが容易となります。

ピート
ピート

タイトルのみの暗唱をしていたこともありました。

そのぐらいタイトルの暗記は重要だと考えています。

文章で区切られるところに「/」を加筆する

 これは実践している人を多くみました。長文を一度に暗記をすることは難しいので、「/」を記載することで順序立てて暗記をすることは可能となります。

 ただ、僕が実践した方法は少し変わっていたかもしれません。

 暗記したてのころは細かく「/」で区切り、暗記が進むにしたがって「/」の量を減らしていました。

 それにより一度に暗唱できる量が増えて、最終的には一題の理論を完璧に暗記することができていました。

ピート
ピート

僕は鉛筆で区切っていましたが、今なら「フリクションインキ」のボールペン(消えるペン)を使うと思います。

黙読ではなく、どんな場所でも「暗唱」をする

 僕は黙読だと、どんなに集中していても暗記することができませんでした。ですので、電車などの声が出せない場所でも「口パク又は小声」で暗記していました。

 家などの声が出せる環境では、まるで独り言のように暗唱をしていました。

 直前期には自分の頭の中に理論テキストが格納されていて、文章の暗記というよりは理論テキスト自体の暗記ができていました。自分の頭の中で理論テキストのページをめくるようなイメージでしょうか。

ピート
ピート

「あー間違えた!」「なんでこんなのも覚えられないんだよ!」「俺ってこんなに覚えてすげー!」など、人には聞かせられない内容です。笑

「音声の出ない映像」を見ながら暗唱する

 これは僕が理論の勉強をしている過程で見つけた方法です。

 何回も見た「バラエティー番組」又は「ドラマ」を音声の無い状況で見ながら暗唱することにより、なぜか効率が倍増しました。

 理屈は分からないのですが、もしかしたら多少の邪魔があった方が僕自身集中できるタイプなのかもしれません。

 ただ、この方法で注意しなければいけないのは「無音」にすることです。音声があるとそちらに気が取られてしまい集中することができませんでした。

 また、「内容を覚えている番組」でないとそちらに集中してしまうので、注意が必要です。

ピート
ピート

僕はダウンタウンが好きなので、ガキの使いのききシリーズなど「単調な番組」をリピートしていました。

理論テキストはいつでも持参する

 これは直前期に限ったことです。行儀が悪いですが、ご飯を食べているときでもトイレに入っているときでも理論テキストを持参してひたすら暗唱をしていました。

 理論暗記に関しては、自分の生活の一部に取り入れて特定の勉強時間で暗記というよりはいつでも暗記できる体制を取っていました。

 暗記に関しては「質より量」と考えていたので、地頭があまりよくない僕でも周りの優秀な受験生にこの方法で対抗することができていたと思っています。

ピート
ピート

税理士試験は天才でなくても合格することができる試験ということですね。

まとめ

 僕は机に向かっているときを計算問題の時間として、理論暗記に関しては移動時間や隙間時間などを使っていました。

 上記の方法が合うかどうかは個人差があると思いますが、理論暗記に悩んでいる人は一度試してもらえればと思います。

タイトルとURLをコピーしました