こんにちはピートです。僕は、税理士試験の税法科目は「法人税」、「消費税」並びに「固定資産税」を合格しました。
「簿記論」及び「財務諸表論」の会計科目は基本的に独学で勉強して、5月~の直前期のみ資格の予備校を使って勉強しました。
税法科目に関しては、最初から資格の予備校で勉強しました。
合わせて「【税理士試験】2.独学で税理士試験は合格することは可能なのか?」をご覧ください
資格の予備校では「実力テスト」がカリキュラムに取り込まれています。コースによっては、週に1回であったり月に1回であったり様々だと思います。
資格の予備校では、毎回実力テストをしっかり解いて満点を目指すことが推奨されています。
さて、実力テストを毎回準備して解くことは理想だということは分かるのですが、仕事、学校又は家事などで忙しくて準備できないことが多々あると思います。
そんな日々が続くと、自信を失い人によっては税理士試験を諦めてしまう人もいるのではないでしょうか?
あくまで私見ですが、実力テストについての向き合い方について以下に記載してみようと思います。
僕はズボラで気分にムラがあります。
ですので、僕のような人に参考になればと思います。
- 実力テストの向き合い方で悩んでいる方
実力テストの種類
講義ごとに行われるミニテスト(週1回)
資格の予備校やカリキュラムによりますが、講義の序盤に前回の講義の復習のテストを行います。
10分ほどのボリュームの少ないテストで、終了後に講師による解説が行われることが一般的だと思います。
章の終わりに行われる実力テスト(月1回)
章が終わった段階で、1h~1.5hほどの時間をかけて本格的なテストが行われます。
講義を丸々使って、実力テスト及びその解説を行うことが一般的だと思います。
直前期に行われる直前テスト(5月~)
直前期になると実力テストの頻度が増えます。僕の経験では、科目によりますが少なくても2週間に1回は行われていました。
ボリュームは1.5h~2hほどと重く、内容も重要な事項が多くなってきます。
全国テスト(6月又は7月)
資格の予備校ごとに直前期に1回ほど、全国テストが行われます。
内容は実際の本試験と類似したものとなり、受験生内の順位や今時点の概ねの合格の確率が分かり、自分の立ち位置がある程度明確になります。
実力テストの向き合い方(私見)
リアルタイムでテストを受けない
僕は、資格の予備校を使って勉強していたときは基本的にオンライン講座で受講していました。
合わせて「【税理士試験】5.通学講座VSオンライン講座」をご覧ください
オンライン講座では、教室で皆で集まってテストを受ける環境にはないので、自分で時間を計ってテストを解き、解答用紙を郵送して採点してもらうことになります。
僕は、一回も解答用紙を郵送したことはありませんでした。というのも、自分で時間を計って解答を見ずに問題を解いたことがないからです。
集中できないのもありますが、本試験までに解けるようになっていればいいとの考えでいました。
一時期、教室に通学していたこともあったのですが、講義中のミニテストや実力テストは一回もリアルタイムで受けたことがありません。
僕の場合、ミニテストは講義の序盤に行われていたので、少し遅刻して講義のみの出席をしていました。
単純に前回の復習が出来ていなかったこともありますが、その時間で理論の一つでも覚えた方が有意義であると考えていました。
結局はタバコを吸っている時間が多かったのですが。。
実力テストや直前期のテストの回は、欠席していました。
ミニテストは捨てる
前回の講義の復習として行われる10分ほどのミニテストは、前述した通りリアルタイムで受けません。
そして、その空白のミニテストと解説は捨てていました。
理由としては、ミニテストの内容はテキストに書いてある内容や問題集から抽出していることが多く、このミニテストからは新たな知識の創出には繋がらないと考えていたからです。
僕は無駄なことをなるべくしたくない性格なので、そこは割り切って考えていました。
時間は有限なので、費用対効果が小さいものは割り切って捨てることも一つの考えだと僕は思っています。
実力テスト、直前期のテスト及び全国テストは何度も解く
実力テスト、直前期のテスト及び全国テストはリアルタイムで解かないのですが、税理士試験前には完璧に解けるように仕上げていました。
少なくても「5回」は解いていたと思います。難解な論点や重要性の高いものは、10回以上解いていました。
リアルタイムで受けない代わりに、解答を丸暗記するぐらいに何度も繰り返して解いていました。
僕はスロースターターですが、最終的には合格できる実力はついていたと思います。
税法の場合は「理論問題」がありますが、毎回記載していたら時間がもったいなく手も疲れて腱鞘炎になってしまいます。
ですので、解答すべき理論のタイトルのみ記載して、本文は隙間時間などに音読して覚えるように心がけていました。
まとめ
以上が僕の実力テストとの向き合い方でした。
時間の制約があったり性格の問題であったり、勉強の仕方は人それぞれだと思いますが、自分の勉強方法を確立することが大切だと思います。