こんにちはピートです。多くの会社が新設される一方、「解散・清算」する会社も多数存在します。
事業が成り立たなくなり解散などするケースが一般的かと思いますが、戦略的に解散などするケースもあります。
僕もたまに「解散・清算」の実務をすることはありますが、その際に参考にしている書籍を今回はご紹介させて頂きます。
ピート
実務で関わる機会が少ないと、すぐに忘れてしまうので、書籍で確認することは大切ですね。
書籍
リンク
感想
この書籍は、大きく分けて以下に分類されています。
分類
① 法務(解散~清算まで)
② 会計(解散~清算まで)
③ 税務(解散~清算まで)
「法務」に関しては、司法書士などの先生にお任せすることになると思いますが、基本的な知識として知っておくことは無駄にはならないと思います。
僕も、いまいちの司法書士の先生が実務を行った際にスケジュールの間違いがあることを発見して指摘した経験があります。
ピート
プロの先生でも間違えることはあるので、そこを確認することができる最低限の知識を持っておくといいですよね。
「会計」に関しては、有用なことも書いており参考になるのですが、この書籍の大きな特徴としては「税務」に関する記載が全体の7割以上を占めていることです。
100%子法人の解散・清算に係る「繰越欠損金の引継ぎ」など、実務で迷いやすい項目を丁寧に記載しており、会社だけではなく「株主」、「債務者」の税務まで幅広く説明しています。
税務を中心として、周辺の知識も網羅的に学びたい人は、この書籍を手元に置いておくと役に立つ機会があると思います。
ピート
著者の太田先生も有名な方で、信頼感がありますよね。
個人的な評点
初見で新たな発見があったか? 80/100点
頻繁に読み返す機会があるか? 30/100点
初心者にお勧めできる書籍か? 70/100点