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こんにちはピートです。今の職場で税務顧問をお願いしている税理士法人が、色々と過去にやらかしているようです。
話を聞く限りでは、結構やらかしている気がします。笑
組織として、もっとやりようがあるのではないか?とは客観的に思います。
そのお陰で僕が入社することになったので、少し複雑な気分ではあります。
今後上位市場を目指すにあたって、「税務の内製化」を目指しているため僕が入社することになったので。。
今後税務の内製化をするにしても、社内に僕のような企業内税理士がいるにせよ、顧問税理士は必ず必要だと考えています。
やはり迷ったときに相談できる専門家がいないと判断することができません。
税務はグレーなところも多々あるため、少なくとも同様の知識や経験を持った人に意見をもらえないと意思決定が遅れてしまいます。
顧問税理士
大企業(前職)
前職では、税務は内製化をしていたのですが顧問税理士の先生は3人いました。
「親会社の税務調査対応」「親会社の税務相談対応」「子会社の税務調査と税務相談対応」と役割はきれいに分かれていました。
3人とも国税出身で、かなりの地位まで上り詰めた人なようです。具体的にはみんなどこかの税務署長の経験があるようです。
ただ、、僕の目から見て知識は並み以下な気がしました。昔からの付き合いで、紹介制により一定の周期で交代をしているようです。
大企業は、特に税務調査対応に苦労します。税務調査の周期も比較的早くて、調査期間も1ケ月以上はかかりとても長いです。
四半期決算とぶつかると、業務的にいっぱいいっぱいになってしまいます。
国税出身の顧問税理士がいる場合は税務調査の際に調査官も融通を効かせてくれるということなので、そのために顧問契約している企業も多いのではないでしょうか?
ただ一昔前と違い、国税出身の顧問税理士がいるからといって税務調査では優遇されることがなくなってきているようです。
現に税務調査で微妙なラインの「重加算税」を指摘され更正されてしまいました。
個室で顧問税理士が調査官を怒鳴った(半ば恫喝した?)らしいですが、全然効果がなかったようです。。笑
これを期に「出身や年齢を問わず優秀な税理士を顧問にしよう」という流れになっていました。
僕の立場としては、努力すればチャンスが広がる環境になりそうで嬉しい限りです。
中小企業(現職)
さて話は戻りますが、今の職場の顧問である税理士法人の過去の失敗エピソードで代表的なものは以下にまとめます。
- 法人税などを納期限に納付してくれてなかった。(決算から3ケ月後に納付)
- 年末調整の誤りにより200万円ほどの追加納付が発生。(住宅借入金等特別控除を誤ったようです。)
- 連結納税制度(現、グループ通算制度)を適用するための申請期限を間違って認識。(申請が間に合わなかった)
- 税金計算の期限に間に合わず、担当者と連絡がとれなくなる。(ケアレスミスも起こし、開示が遅れる。)
- 度重なる源泉所得税の納付もれ。(ほぼ毎月延滞税などが発生。)
代表的なものをあげましたが、これがここ1~2年の間に起こったもののようです。
これは税理士法人のアサインの決め方や、レビュー体制の問題な気がします。
一人で作業を行っているとしたら僕もミスすると思いますので。。
税理士法人といっても実際は無資格者(税理士補助)が担当しているケースが多々あったりします。
もちろん無資格者には優秀な人がたくさんいて資格の有無では測れないことはありますが、軽く衝撃を受けました。
僕が知っている無資格者(税理士補助)は僕より知識も経験がある人も多数いるので。
ちなみに、僕が前年度の申告書をちらっと確認したら数百万円の過大申告及び納付が見つかるぐらいざるでした。。
なんかあったときのために、切り札に取っておこうかな。。
さすがに今の状況ですぐに更正の請求はできない気がします。
合わせて「【今の職場】25.ポンコツ顧問税理士②」をご覧ください