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こんにちはピートです。今の職場はグループの親会社に位置しているのですが、重要子会社に「赤字部門」があります。

毎月赤字を垂れ流しているせいで、好調部門の黒字を食いつぶしています。
早いとこ何とかしないと、他の部門の反感を買ってしまいそうです。
その部門は元々は独立した法人だったのですが、数年前に合併が行われて「重要子会社の一部門」となりました。
独立した法人だった時代は、やり手の社長のおかげで受注が自然と入ってくる状態で、従業員は特別に営業をする必要がなかったようです。
ですので、従業員は来る仕事を捌いているだけで業務は周り十分な利益を確保することができていたようです。
今の職場のグループに加入した後はその社長も退職してしまったため、仕事を取ってくるノウハウを誰も持っていないこともあり、徐々に業績も悪化していきました。
そしていつも間にか「赤字部門(会社)」となってしまったようです。

赤字部門の資金はいつもショートしています。
いかに経営者が会社の業績に影響を与えるかを思い知らされました。
この赤字部門の管理者は、基本的に数字に関して興味がないようです。
「自分達の好きなことができればいい!」みたいな考えが根底にはある気がします。
「PMI(※)」を進めて何とかしようと頑張っています。
(※)当初計画したM&A後の統合効果を最大化するための統合プロセス

重要子会社の代表取締役は数字も読めて仕事ができる人です。
強面なので少し近づきにいですが、話してみるととても頭がよく尊敬できる人です。
ただそんな努力もむなしくその赤字部門では、「自分たちの給料は自然と発生している」という意識が消えないようです。そのため「原価管理」もうまくできていません。
これが一つの法人だったら、「経営再建案件」にあたると考えています。今後なんとかしないと、近い将来消滅することになると思います。

会議も緊張感がなく、ぬるい雰囲気です。
規模の小さい部門なので、いい風に捉えると「アットホームな雰囲気」です。
上手く回っているならば、働きやすい環境だとは思います。
これとは正反対に、グループの中には数字にとてもシビアな会社もあったりします。
このグループ会社の社長は過去自分の力で20年ほど事業をしていたようです。そのため数字に強く、費用の一つ一つを厳しくチェックしています。

本人曰く、簿記1級クラスの知識があるそうです。
なんでも過去のテストで3点ほど足りず、簿記1級を落ちた過去があるとか。
でも話した限りそこまで知識があるような気はしませんでしたが。笑
例えば、オフィスは親会社の契約している部分の一画を使っていて面積比で案分して賃料を算出しています。
しかし、本人的には高いらしく現在は別でオフィスを探しているようです。東京のオフィスの賃料はとても高いですよね。
このグループ会社の業態はオフィスを構えなくてもできるようなことなので、そうなると地方にオフィスを構えた方がいいと僕も思っています。浮いた賃料を、そのまま人件費に充てられますし。
僕も税理士として独立を失敗した身なので数字に対してシビアになる気持ちは共感できるし、そこまで考えられるこの子会社の代表を心から尊敬できます!

正直、僕は国民健康保険料と国民年金で毎月いっぱいいっぱいでした。
会社が半分負担してくれるのがどれだけ有難いか身に染みます。。
合わせて「【お役立ち情報】1.国民健康保険と国民年金の納付時期」をご覧ください