こんにちはピートです。このカテゴリーでは、僕が「税理士を志す~現在に至る」までの過程を記事にしていきたいと思います。
(前回の記事「【就職/転職体験記】2.税理士試験に専念(大学留年~試験専念)」)
8月の税理士試験が終わった後すぐに、「TAC」が主催する「合同就職説明会」があります。
僕もそれに参加して、就職先を探すことにしました。
当時は色々な会計事務所が参加していたので、様々な話を聞くことができました。
中には明らかにブラックなところもありました。。
そこで僕はある税理士法人に興味を持って、結果的にはそこに就職することになりました。
その「税理士法人」は、「地方都市」にありその地域では「一番有名な税理士法人」でした。
また、「個人の所得税申告」~「東証一部上場企業の申告レビュー業務」まで幅広い経験ができ、将来的に独立したいと考えていた僕にとっては魅力的に映りました。
「大手税理士法人」では、新人のうちは網羅的に幅広い仕事ができないと聞いていました。
「個人事務所」では、組織再編などの特殊なことを経験することが難しいと聞いていました。
そして、単身引っ越して「地方都市」で「税理士補助」として働くことになりました。
なんだかんだ「5年以上」勤務したのですが、想像以上に大変でした。
そのあたりの詳しいエピソードは機会があれば書いてみたいと思います!
僕が大変だと思った具体的なエピソードは下記の通りです。(仕事面は別の機会に。)
- 毎日のように遅くまで勤務。タクシー帰りも多く、タクシー代は自腹
- 残業代はなし。(ただしインセンティブ報酬はかなり高額)
- 上司に理不尽に嫌われて無視される
- 飲み会では説教される。朝まで続くことも
ただ業務内容が幅広かったのでとても勉強になり、その経験は今でも役に立っています。
この業界の経験は少ない人は、あえて幅広い業務ができそうな事務所に就職することもありだと思います!
さて「税理士試験」というと、結論から言うと3年ほどで無事合格することができました。
僕のように「税理士受験生」が多く、比較的勉強を応援してくれる環境でした。
ただ、働きながらの勉強は想像以上に大変でした。
「相続税法」はボリュームと難易度的に無理と判断して、「固定資産税」を選択しました。
結果的に「相続税法」は合格することができませんでした。
ただ、勉強したことは実務に多少は生かされていると思います。
「固定資産税」は範囲は狭く内容自体は簡単でしたが、本試験では概ね満点を求められるためプレッシャーはありました。
そこで僕は「住民税」も並行して勉強して、万全を期して試験に臨みました。
結果的に「住民税」も合格することができませんでした。笑
「地方都市」での生活もある程度満喫はしていたのですが、「東京」で働きたいと考えて転職を考え始めました。
そこで偶然の出会いをするのでした。。
(次回の記事「【就職/転職体験記】4.残業地獄(初めての転職)」)