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こんにちはピートです。今の職場は「税務上の中小企業」に該当します。グループ会社も含めて同様です。
なので、「税務上は年間800万円まで交際費の損金算入枠」があります。
法廷実効税率を34%ぐらいと考えると、大よそ270万円の節税になりますね。
今の職場とそのグループ会社は売上も大きくなく従業員も少ないため、前期までは交際費の損金算入枠に収まっていました。
しかし、当期は今のペースだと損金算入枠をゆうに超える勢いで交際費を使っています。
まだコロナ渦なので、一般的には交際費は多くならないと思うのですが。笑
僕は交際費は、ビジネスに役に立つ場合又は円滑に回すことをできるならば、交際費の損金算入枠を超える額を使っても問題ないと思っています。
ビジネスが税務に縛られてしまうと機会損失が生じてしまうケースもあり、そこら辺はバランスを考えて判断すべきだと考えています。
とくに建設業や製造業など、得意先などとの親密度によってビジネスに影響を及ぼす場合ですかね。
上記のように交際費には比較的大らかな考えを僕は持っているのですが、それでも危惧していることはあります。
それは、「社内交際費」の異常な増加です。
前期以前から同業他社と比べて多いような印象は受けていたのですが、当期はそれがとくに顕著に表れていると思います。
「予算管理」がまだできていないので実態の把握が難しいのですが、「社外交際費<社内交際費」となっているグループ会社もあったりします。
翌期以降は予算管理をしっかりすることを提案はしています。
しかも厄介なことに、ほとんどが「上層部」が使っていることです。
データを分析すると、上層部同士での豪遊はもちろん、特定のお気に入りの部下と頻繁に飲みに行ったり、プライベート(?)の飲食と推測されるようなものも多々あったりします。
自宅近くの焼き肉屋で経費精算している人もいて、明らかに家族と行っています。笑
僕の立場では交際費の使用用途の提案などをする権限はないのですが、会計上や税務上の処理を話す機会は多々あります。
ですのでそのときに、「プライベートでの飲食を経費精算するのであればそれは交際費ではなくて(役員)給与ですよ」、などといった話をしたことはあります。
社長は話を聞いてくれる人で、「それらのことを役員会などで話してくれ」と言われるのですが、甘い汁を吸っている社長の取巻きが「余計なことを言うな!」と言わんばかりに僕を睨んでいました。笑
会社を私物化していますね。。
余計なことを言うと「会社の体制批判」と捉えられてクビになってしまうかもしれません。笑
合わせて「【今の職場】58.毎月資金繰りに苦しむ会社」をご覧ください
会社の業績がよければある程度は許容できると思うのですが、業績が下がっている現状を考えるとどこかで改善をしなければいけないと個人的には感じています。
ただそれを言えない環境があるので、モヤモヤした気分で働いています。
辞めることになったら、残された人のために会社の問題点をレポートにまとめて提出しようかな。笑