【今の職場】83.不採算クライアント

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税理士法人(今の職場)

 こんにちはピートです。今の職場(税理士法人)では、決算のみ受託しているクライアントが多くあります。報酬は、大よそ5万円~8万円/年と少額です。

 決算のみなので、申告月に連絡をとり形だけ整えてあげて申告するという流れです。期中にやり取りをすることがないので、有利不利選択もできず個人的にはあまりいい関わりではないと考えています。

ピート
ピート

それに日々の記帳が適当であったら、多くの修正などをすることになります。

それにより工数も膨らみ、結果的に採算が取れなくなります。

 インボイス制度や電子帳簿保存法の改正などが控えていることもあり、今後はそのような「決算のみ」の契約を結ばないことを考えているようです。

 そもそも今までは決算のみのクライアントは契約書を結ばずに、決算前の連絡で受託していたようです。契約書を結ばずに受託するケースは税理士業界では普通にあるようですが、個人的には責任の所在が分からなくなるので好きではありません。

ピート
ピート

クライアントにとっては、そのような緩い関りを望んでいるケースもあると思いますが。。

 今後は顧問契約となるので、報酬も2倍近くに膨らむことが想定されています。断られたらそれでいいとの方針のようです。

 僕も決算のみのクライアントをフォローしています。月に何件か頼まれるので、クライアントに自己紹介して作業をしています。

 今の職場がそのような方針になる旨を伝えると「他の会計事務所を探す」と話す人が多数です。

 クライアントは質より安さを求めていることが多く、そもそも複雑な取引や検討事項も多くないのでその考えは普通なのかなと思います。

ピート
ピート

僕も投資する際は手数料が安い証券会社を使ったり、自分で契約している会計ソフトも申告ソフトも機能が劣る安いプランを契約しています。

気持ちは分かります。笑

 やはり正社員を複数人雇用している会計事務所では、報酬を低くすることが難しいと思います。固定費や人件費などを考慮すると安請け合いはできません。

 ただ、逆に言うと一人税理士では比較的安く報酬設定をすることができます。記帳代行を依頼されたら必然的に工数がかかるので一定のお金は頂く必要がありますが、レビューや相談、決算・申告業務の場合は自分でコントロールして効率化することができます。

ピート
ピート

僕の事務所の固定費は、会計・申告ソフトなどのソフトウェア費用ぐらいです。

テレワークの導入や業務委託契約など費用削減を考えたいですね、税理士法的に難しい部分もありますが。

 幸運なことにそのようなクライアントから、私と直接契約したいという人もいます。僕であれば、今の職場と契約した場合の報酬の7割ほどの報酬で受託することができます。それに税理士が直接やり取りをしてくれるということを喜んでくれる人もいます。

 これに関しては、今の職場に迷惑をかけれないので断るとは思いますが、ひょんなところにチャンスはある気がします。

ピート
ピート

いまだに一人で働きたい気持ちしかありません!

人を雇うといってもアルバイトや業務委託になると思います。

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