こんにちはピートです。先日、今の職場の顧問税理士法人の代表との会食に行ってきました。
合わせて「【就職/転職体験記】14.会計事務所の給料事情」をご覧ください
もとは、今の職場の上層部が顧問税理士法人のスタッフを見境なく引き抜こうとしたことが原因で、その仕返し(?)の意味で僕も誘われました。
内容は、「税理士法人に来ないか?」というお誘いでした。
この税理士法人は、人数が50人ほどの比較的大きい事務所で、本社は東京以外の大都市圏にあります。東京にも複数クライアントを持っていて、潜在的にクライアントになりそうなところも複数抱えているようです。
別の税理士事務所からクライアントを引き継いだりして、事業を大きくしていったようです。
業務内容は、「一般的な税務業務」はありますが、「組織再編」や「事業承継(相続)」など多岐に渡っています。
また、巡回は車で移動することが多いようで、月の半分はクライアント先で作業しているようです。
僕は自分の車を所有していないので、社用車を支給してくれるかもしれないようです。
そもそも東京のクライアントを担当することになると必要ないかもしれないですが。。
- 給与が今の職場の最低1.5倍は貰える
- 代表は僕に東京事務所の責任者をしてもらいたいようで、一定の裁量を持つことができる
- テレワークやフレックス勤務など、自由な働き方ができる
- 社用車を支給してくれるかもしれない
- 組織再編など、一人では難しい業務を多く経験できる
上記のようにポジティブな面はたくさんあります。
給与面でいうと、僕は今の職場には「エージェント」を通して入社しました。税理士法人及び会計事務所の求人はたくさんあったのですが、給与は低いところばかりでした。
理由は、僕の人柄や能力が職務経歴書だけでは判断できないといった理由があると思いますが、僕は事業会社での就業経験が長いのもマイナス評価になっていたような気がします。
今の顧問税理士法人との付き合いは半年ほどですが、担当者を通じて僕の人柄や能力を必要以上に高く伝わっていたようで、それがいい面に働いているようです。
ある程度経験のある人は、知人などの紹介で転職した方がいい条件を引き出せる気がします。
- スタッフのレベルが低い
- 社内チェック体制が機能していないのでミスが多発している
- 本社が東京にないので、将来的に転勤を打診される可能性あり
- 残業代は出ず、休みなく働く環境を強いられることが濃厚
- 福利厚生は無いに等しい
上記のようにネガティブな面もたくさんあります。
どちらかというと「数をこなして売上を上げる」という考えが蔓延しているようで、そのような環境に僕は馴染めるかは不安です。
僕はクオリティーの高い成果物を提出したいという信念があるので、それが事務所の考え方と乖離しています。
レベルに関しても、僕がある事案について条文ベースで意見を伝えた上で意見を貰おうと思っても、満足する答えが返ってきません。そもそも条文を見る習慣がないのかもしれません。。
ということでまだ結論は出していませんが、今回はお断りすると思います。
理由としては、僕が今さら「税理士法人」で勤務したくないことが最大の要因です。
合わせて「【就職/転職体験記】7.独立開業失敗から再転職」をご覧ください
今の職場に色々と不満はありますが、「連結業務」、「決算短信の作成」及び「有価証券報告書の作成」をマニュアルの無い中で一人でさせてもらえる環境にいるのでこれは自分のキャリアにとって大きいと考えています。
といっても、たとえ僕が希望してもいつまで今の職場にいれるかは分からないので、リスクヘッジとして働き口を確保できるように裏で動いていきたいと思います。
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