【レビュー】12.減価償却資産の取得費・修繕費(河手博、成松洋一共著)

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レビュー

 こんにちはピートです。今回紹介する書籍は最近購読したものではありません。僕が昔から愛用している書籍で、有名なので実務家の人たちは知っている人が多いと思います。

 頻繁に見直す機会が多い書籍なので、皆さんにも紹介しようと思います。

ピート
ピート

減価償却資産の取得費や修繕費は、税務調査で指摘を受けやすい事項なので整理しておく必要がありますよね!

書籍

感想

 僕は今までのキャリアの中で不動産や動産関連の検討をすることが多くありました。取得費・修繕費はその中でとても重要な事項です。

 また、取得費・修繕費に関して専門家により見解が異なる場面も多く、判断がとても難しいケースもあります。

ピート
ピート

大手税理士法人同士でも、保守的かリスクをある程度許容するかで見解が分かれるケースをよく見てきました。僕は保守的に考えるタイプです。

 当該書籍は、過去の事例(判例)・基本通達の解説とケーススタディ・質疑応答など実務家にとって知りたい情報がふんだんに含まれています。

 基本通達ケース・スタディと質疑応答で262題あるので、大抵の疑問はこの書籍を読めば解決すると思います。

ピート
ピート

僕が愛読しているものは「改訂第七番」なので232題しかありません。

残りの30題が気になります。。

 またこの書籍の好きなところは、グレーな事例に関しても著者の見解を述べてくれていることです。グレーな事例の説明から逃げる専門書も多いですが、この書籍はそのようなこともないので個人的にとても信頼できます。

 僕はこの書籍を過去何十回も読んでいますが、今でも調べ物の際に愛用しています!

 ただし、ある程度実務が分かっている人向けなので、知識や経験が不足している人にとっては難しいと思うので注意が必要だと思います。

個人的な評点

初見で新たな発見があったか? 90/100点

頻繁に読み返す機会があるか? 100/100点

初心者にお勧めできる書籍か? 30/100点

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