こんにちはピートです。僕は、企業買収の際のデューデリジェンスの内の「税務」には頻繁に携わる機会がありますが、実際にそれらの結果を加味したうえでの「株価算定」には関わることはほとんどありません。
ピート
中小企業の企業買収の際のなんちゃって株価算定はしたことがありますが、
細かいことはあまりよく分かっていません。。
そのような業務は、コンサル会社などが行うことが多いのかなと思いますが、知っていて損はないということで、この書籍を購入して勉強してみました。
書籍
リンク
感想
この書籍は、大きく分けて以下に分類されています。
分類
① 基本知識
② 各価値評価の方法
③ 各価値評価の留意事項
④ 無形資産価値評価の方法
分量も200ページほどですので、気軽に読むことができました。
「② 各価値評価の方法」は、マーケット・アプローチ(株式評価法、株価倍率法、類似取引比準法)、インカム・アプローチ(DCF法、収益還元法)、コスト・アプローチ(修正純資産法)に分かれて簡潔に分かりやすく説明してあります。
「③ 各価値評価の留意事項」は、各評価方法のメリット・デメリット、評価結果に関する総合判断に関して説明してあります。
ピート
知識も実務経験もほとんどない僕でも、理解することができました。
分かりやすく説明しようとしていることが伝わりました。
この書籍を購読すれば、実務において企業価値評価ができるようになるかは正直疑問ではありますが、企業価値評価の大まかな内容を理解をすることにおいてはとてもいい書籍だと感じました。
個人的な評点
初見で新たな発見があったか? 70/100点
頻繁に読み返す機会があるか? 30/100点
初心者にお勧めできる書籍か? 50/100点