こんにちはピートです。僕は医療法人の税務に関する経験がありません。
これに関しては自分の環境なのでしょうがないと思うのですが、今後実務を行う可能性があるので専門書で勉強はしています。
正直何も分からないので、税務以外にもできる限り網羅的に記載されているだろう書籍を選びました。
何が分からないか分からない状態ですが。。
でも、知識があるのとないとでは違うと思うので勉強はしています。
書籍
この書籍は、大きく以下に分類されています。
① 医療法人の法務
② 医療法人の労務
③ 医療法人の税務
Q&A形式で文章が書かれているので、だらだら文字が続くわけではなくメリハリをつけて要点を押されることができます。
Q&A形式で読める書籍は見やすくていいですよね。
僕も執筆の機会があったら、この形式で書きたいと思っています。
法務に関しては、医療法人(社団医療法人・財団医療法人)の仕組み、役員や理事会などの説明がされています。
とても参考にはなるのですが、個人的には「医療法人設立の具体的な手続き」も記載されていたら嬉しかったです。
ただ、それは弁護士や司法書士の先生の仕事だと思うので、覚えなくていいのかなとは思いますが。。
労務に関しては、採用~退職・解雇、就業管理・安全衛生、社会保険制度などの説明がされています。
僕は今、「社労士の勉強」をしているので興味深く読むことができました。
素人的な感想ですが、医療法人の特別の労務というよりは、一般の事業会社に共通している事項の説明が多かったような気がします。
基本の労務が分からないと、医療法人の労務も分からないということでしょうか。
税務に関しては、医療法人の形態における税務上の取扱いや法人税(とくに給与関連)を中心として説明がされています。
わりと一般的なことが書かれている印象なので、個人的にはそこまで参考にはなりませんでした。
僕が税務の知識があることも影響していると思いますが。。
全体的には参考になったのですが、実際に実務をする際はもう少し具体的な手続などが記載されている参考書を購入したいと思います。
個人的な評点
初見で新たな発見があったか? 50/100点
頻繁に読み返す機会があるか? 30/100点
初心者にお勧めできる書籍か? 50/100点