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こんにちはピートです。今回は僕が最近読んだ書籍をご紹介したいと思います。
書籍
リンク
ピート
知り合いから自宅の土地及び建物の売却の相談を受けたので購入しました。
僕は「所得税」や「資産税」が弱点なので。。
感想
僕は今回学びたかったことは、「土地及び建物の売却」と「土地建物の購入(買換え)」です。
またさらに踏み込んで、上記のようなスキームの場合の「各税法の影響」と「有利不利判断」、「税制上の優遇規定」でした。
この書籍はどちらかというと会計事務所職員向けに書かれているので、上記に関してはほとんど明記されていませんでした。。
ピート
正直、僕の求めているものではありませんでした。笑
ですが、不動産取引に関して有用な情報がたくさん書かれていたので眠くならずにすらすら読めました。
通勤の電車で読んでいたのですが、集中して駅を乗り過ごしてしまいました。笑
満足点
- 公示価格や路線価、時価などといった不動産取引において問題となる評価に関しての考え方と、それらの価格を採用する条件などが簡潔にまとめてある。
- 登記簿謄本の読み方や、役所調査に関する説明と資料の読み方など、税務の書籍ではあまりピックアップしないようなことが網羅的に記載してある。
- 相続税などにおける土地評価などにおける現地調査の方法(推奨する服装や写真撮影なども含む。)も記載されていて、実務経験のない人にも参考になる。
ということで、僕の知らない事項がたくさん記載されていたので結果的にはとても勉強になりました。
ただ、税理士としての腕の見せ所は「節税提案を含めた有利不利判断」だと思っているので、そこに関しての記載がほとんどなかったので、それを望んでいる人は別の書籍を読んだ方がいいと思います。
ピート
僕も別の書籍の購入を予定しています。
不動産取引の税金や消費税の判断に関しても、正直すごく薄い内容となっているので一定の知識がある人は正直役に立たないと思います。
ただ、「不動産取引に関して網羅的に税法以外のことも記載されている」ので、手元に一冊あれば色々な場面で役に立つ機会はあるのかなと思います。
個人的な評点(100点満点)
初見で新たな発見があったか? 40/100点
頻繁に読み返す機会があるか? 30/100点
初心者にお勧めできる書籍か? 50/100点